彼を誘ったワケは、ろくでもないからです。
ただ自分しかり人間みんなろくでもないとよく思います。
ただみんな歳を重ねるに連れて外面はセーブすることを覚えていきます。
ただ内面に目を落とすと人間は大して成長なんてしないんだなと思います。
僕がいた落語研究会は舞台に上がってはいけないとされる人ばかりだった。本当に頭がおかしいのか、計算なのかわからない人間が多くいた。
クラスに馴染むことのできない連中ばかりがいた。
K君は昨年6年間の大学生活にピリオドを迎え、九州に住む税理士の父から強制送還に会って帰郷した。
伝説:民家に侵入してテレビと壁を破壊して警察を呼ばれる。
M先輩は大学4年次に脳幹が切れるという22歳ではありえない病気にあいながらも7年?8年?在学したが退学した。
伝説:本当は死んでいてもおかしくないけど、丁度手術のときにヨーロッパで5本の指に入る名医が来日していた。
もう1人のM先輩はあった時に既に左半身不随をおっていた。元左利きであったのに強制的に右利きになっていたとんでもない先輩だ。
伝説:中学までは神奈川県で成績が5番で全国でもけっこう大したものだったらしいが、高校2年で3世代ぶりに癲癇がおこったらしい。どうも遺伝らしい。
いろんな舞台に上がってはいけない人がいたが、鈴木のけんちゃんも負けず劣らず舞台に上がってはいけない伝説を数多く残してきた。
そんな人を舞台に上げたい。それが僕のかすかな願いだ。
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